大学附属幼稚園に実際に通ってみた感想とおすすめ書籍

幼稚園受験
スポンサーリンク

今年度の幼稚園受験も結果が続々と出ており終盤を迎えておりますが、この時期は来年度の幼稚園受験のスタートを切る時期でもあります。

コロナ禍の影響で行動観察が実施されなかった幼稚園もあったり試験方法が例年と異なるお受験であったと思いますが、来年度は元に戻るかどうかはこれからのコロナ情勢次第といったところでしょうか。いずれにせよお子様の将来を考えるにあたっては早い対策を取るのにこしたことはありません。

本日は、幼稚園受験どうしようかなと迷われている方むけの記事で、実際の大学附属幼稚園での生活や、お受験を始めるにあたって読んでおいたほうが良い書籍などを紹介いたします。

幼稚園と保育園の違い

我が家の場合、娘は保育園→大学附属幼稚園に進学いたしました。細かい制度などの違いは以前記載したこちらの記事に譲るとして、

本日は実際に通ってみて気づいた決定的な違いについてです。

乱暴な言葉を使いますが、それは子ども達の生殺与奪権を握っているのは幼稚園側だという事です。

すなわち全ての保護者の方は幼稚園側に嫌われないように行動しているという事になります。

附属幼稚園とはいえ子ども達の進級・進学に影響があってはいけないという事を最優先で考えています。

このため、保育園では例えば保育者の対応に対して不満があった時など、すごい剣幕で保育者に対してクレームを入れる方がいましたが、幼稚園でそのような事は皆無です。

規則で決められているわけではありませんが、送り迎えの服装は幼稚園に失礼があってはいけないと皆さん濃紺のスーツになります。

PTAの役員なども、もちろん持ち回りというところもありますが、積極的に立候補します。

このように全ての保護者は幼稚園に協力的に過ごしていますので、いわゆるモンスターペアレントなどは存在せず、またママ友同士の過度なつきあいも幼稚園が目を光らせているため、平和な幼稚園生活を送れる半面、生活の全てを幼稚園生活に費やす必要があります。

受験の際は仕事をされているワーキングマザーさんもいたと思いますが、通園後でフルタイムで仕事をされている方は我が家の幼稚園では一人もおりません。フリーランス的な仕事をしている方が数人いる程度です。

幼稚園での生活

それでは幼稚園生活がスタートするとどのような生活になるのでしょうか。

大学までエスカレーターで上がれるからのんびり過ごしているのでは?と思うかもしれませんが、実際は全く逆で保育園生活よりも忙しい毎日が待ち受けています。

何故なら、小学校、中学校、高校と今後も受験を突破してきた優秀な生徒が入ってくるのはわかりきっているため遅れをとってはいけないと皆さん必死になっています。

幼稚園は保育園よりも預けていられる時間が短いため、降園後は皆さん習い事に通う事になります。

公文、英語、ピアノ、バレエ、新体操、水泳、美術、お茶など様々ですが、皆さん3、4つ通うのが普通になっています。教室でのお友達も、附属幼稚園、附属小学校のお子さんが非常に多いため、どこの幼稚園もこれは変わりないと思います。

したがって月~金においてはほぼ毎日習い事がある事になるので、毎日の生活は、登園の送迎→帰宅して家事→降園の送迎→帰宅→習い事の送り→習い事のお迎え→帰宅して家事→習い事の宿題といった感じとなり非常に忙しい毎日になります。

もちろん登園後にママ友同士でお茶をすることもありますが、そこで子どもの進捗状況を確認する事になりあせるわけです。〇〇ちゃんはもう公文で小学校3年生まで進んでいるよとか、ピアノはどこまでできるようになったとか、そんな会話をするので我が子の教育にも一層熱が入ることになるのです。

幼稚園受験を考える際に読むべき本

幼稚園受験をこれから考える方におすすめの書籍をご紹介します。

幼稚園受験のエキスパート伸芽会が出版している本です。こちらを読めば受験までのスケジュールから幼稚園の特色、試験問題まで全て網羅されているので、必読の書です。

こちらも題名の通り幼稚園受験の事がなんでもわかる本です。

 

言わずと知れた名著です。幼稚園受験は親の受験です。これを読めば合格までの全てが手に取るようにわかります。

近年ではモンテッソーリ教育を取り入れている幼稚園も増えています。モンテッソーリ教育とは何かがわかる本です。

まとめ

本日は大学附属幼稚園に実際に通ってみて感じた事を記載しました。

とにかく教育熱心な家庭ばかりで子どものための労力は厭わないという家庭ばかりです。東大や京大卒のママさん達も多いのですが、みんな子どものために仕事を辞めて専業主婦になっています。

そのため幼稚園にも協力的となり、いわゆるママ友間のドロドロした関係も保育園と比べると圧倒的に少なく平和な毎日を送ることができています。

保育園にも当然良いところはたくさんありますが、これからの長い学生時代を受験に捉われず、意識の高い周りと切磋琢磨しながら子供の可能性を広げていきたいという家庭には、大学附属幼稚園は向いていると感じました。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました