娘が手足口病になりました

教育・雑記
スポンサーリンク

7月くらいに娘が通っている保育園で、手足口病が流行っているというお話があったのですが、今月になりついに娘も発病してしまいました。

最初は39.5度の高熱が出てただの風邪かなと思っていたのですが、すぐに口の中や、足に発疹がでてきました。

熱はすぐに下がって一安心でしたが、発疹はどんどん広がり、口の中に痛みが出て柔らかいものしか食べられなくてちょっとかわいそうです。

見た目もちょっと痛々しくこんな感じです。

幸い痒みなどはなく今は元気なのですが、もうしばらく保育園はお休みします。

今回は手足口病について調べたことをまとめてみます。

手足口病はどんな病気?

手足口病は、夏季おもに梅雨明けから8月に流行するウイルス性の感染症です。

患者のほとんどは乳幼児で5歳未満の小児が80%を占めますが、まれに大人の感染もあり大人が感染すると重症化することもあるそうです。

原因とされるウイルスは、「コクサキーA16」や「エンテロウイルス71」が中心ですが、ウイルスが複数のため何度もかかってしまうこともあるようです。

どんな症状?

手足口病はその名の通り、口の中の粘膜や手や足などに水疱性の発疹が現れて数日間発熱することもある病気です。発疹は肘、膝、おしりなどにも出ることもありますが、通常症状は3日~1週間程度で回復します。

手足口病の治療法

手足口病はのウイルスには劇的に効く治療薬がないため、症状を和らげるための対処療法が基本となります。したがって症状が重くなければ自宅療養で回復するようです。

しかし注意しなければいけないのは、口の中の発疹がひどくて食事や水分補給ができなくなってしまうと、脱水状態になるためこの場合には入院治療が必要となる場合もあります。

また、髄膜炎や急性脳症などの合併症の場合にも入院治療を要します。

頭痛や嘔吐、発熱が続く場合にはすぐに病院に行きましょう。

感染経路と予防法は?

患者のせきやくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスによって感染します(飛沫感染)。

また水疱の内容物や便によって排出されたウイルスが手などを介して、口や目などの粘膜に入って感染することもあります(経口・接触感染)。

手足口病には予防接種がありません。

したがって、予防には手洗いやうがい、ご家庭や保育園などの集団生活ではタオルの共用を避けて清潔を常とすることが大事です。

また、発疹が消えても3~4週間は便にウイルスが排泄されるので注意が必要です。

国立感染症研究所発表の最新情報

2019年8月6日に国立感染症研究所が、7月28日までの1週間の患者数が、1医療機関あたり13.42人になったと発表しました。1981年の統計開始以来、最多となった7月8日~14日の12.67人を上回り、38都道府県で流行の警報を出す基準の5人を超えたとのことです。

都道府県別の1医療機関あたりの患者数は、宮城県が最も多く31.31人で、山形県29.28人、群馬県26.41人、埼玉県25.39人と続きます。

まとめ

今回は手足口病について調べてみましたが、結局大切な事は、毎日のうがい、手洗いの徹底と、かかってしまった場合は、症状が重い場合は自分で判断せず、すぐに病院に行くという事だと思います。

大流行していて、子供が保育園に通っている場合には、感染が、飛沫感染、経口・接触感染のためまず防ぐのは難しいのかなと思います。

手足口病自体は軽い症状で治ってしまうことがほとんどだと思いますが、なにかおかしいと感じたら、自己判断で解決せずに、医療機関を受診しましょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました