茗荷谷3校(筑波、お茶の水、竹早)国立大学附属幼稚園・小学校突破を考える

幼稚園受験
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本日は茗荷谷3校と呼ばれる筑波大学附属小学校、お茶の水女子大学附属幼稚園・小学校、東京学芸大学附属竹早園舎・小学校についてまとめました。

これらの学校は丸の内線の茗荷谷駅周辺に位置することから茗荷谷3校と呼ばれる国立大学附属幼稚園・小学校ですが、どちらも人気が高く、合格するには非常に高い倍率の抽選や考査を突破しなければなりません。

特に合格するためには実力だけでなく高倍率の抽選を突破しなくてはならないので運に左右される事が多く、第一志望にしにくい事も考えられます。

しかし安い学費で高水準の教育が受けられることから何が何でも国立大学附属にと考えているご家庭も多いです。

茗荷谷3校の受験回数は

それでは幼稚園受験、小学校受験を考えた時にこれらの学校に何回チャレンジできるかみてみます。

筑波大学附属は幼稚園がありませんので、小学校受験1回の勝負になります。

お茶の水女子大学附属は、幼稚園受験、小学校受験があり、幼稚園は3年保育と2年保育それぞれ受験が可能なので、小学校受験を合わせると合計3回チャレンジできます。

東京学芸大学附属竹早は、幼稚園受験、小学校受験が可能ですが、幼稚園は2年保育の1回のみなので合計2回チャレンジができます。

まとめるとこのようになります。

3年保育 2年保育 小学校
筑波大学附属 × ×
お茶の水女子大学附属
東京学芸大学附属竹早 ×
つまり全ての学校を受験しようと考えると合計6回の受験が可能です。

茗荷谷3校の倍率は

それでは筑波・お茶の水・竹早、茗荷谷3校の倍率をみていきます。

まずは幼稚園受験のあるお茶の水と竹早園舎からです。

幼稚園受験

お茶の水女子大学附属幼稚園

3歳女児 3歳男児 4歳女児 4歳男児 合計
応募者数 312 220 215 160 907
入園候補者数 20 20 14 12 66
倍率 15.6倍 11.0倍 15.3倍 13.3倍 13.7倍

東京学芸大学附属幼稚園竹早園舎

男児 女児 合計
応募者数 246 226 472
合格者数 15 15 30
倍率 16.4倍 15.0倍 15.7倍

このように幼稚園受験をした時の倍率は男女で相違はあるものの、概ね13倍~16倍前後になります。

小学校受験

次に小学校受験の倍率をみていきます。

筑波大学附属小学校

男児 女児 合計
応募者数 2032 1762 3794
合格者数 64 64 128
倍率 31.7倍 27.5倍 29.6倍

お茶の水女子大学附属小学校

男児 女児 合計
応募者数 1134 1595 2729
合格者数 25 25 50
倍率 45.3倍 63.8倍 54.6倍

東京学芸大学附属竹早小学校

男児 女児 合計
応募者数 1258 1184 2442
合格者数 21 22 43
倍率 59.9倍 53.8倍 56.8倍

このように茗荷谷3校の小学校受験では倍率は30倍から60倍と相当難関となっております。

以上のように、小学校受験よりも幼稚園受験のほうがはるかに倍率が低く合格しやすいと言えます。(そうは言っても倍率は10倍オーバーで難関には変わりありませんが。。。)

茗荷谷3校の試験内容は

幼稚園受験の試験内容

お茶の水女子大附属幼稚園と東京学芸大学附属幼稚園の試験内容はほぼ同じで、行動観察と面接です。

小学校受験の試験内容

お茶の水女子大学附属小学校と東京学芸大学附属竹早小学校は、行動観察、個別テスト、面接といった内容でペーパー試験はありません。
筑波大学附属小学校は、ペーパーテスト、作品作りなどの制作、運動、集団行動など多岐にわたっております。
当然ながら小学校受験のほうが内容が高度になりしっかりとした受験対策が必要なものとなっています。
幼稚園受験では、行動観察は、年齢相応の発育がされているものかどうかを確かめるもの、面接もほとんどが名前や年齢の確認のみで親がメイン、どちらかというとご家庭での教育方針や幼稚園への協力体制を確認するものです。

茗荷谷3校の抽選について

茗荷谷3校の受験では抽選が大きな比重を占めております。

幼稚園受験

お茶の水女子大学附属幼稚園
抽選→考査→抽選
東京学芸大学附属幼稚園竹早園舎
考査→抽選

小学校受験

筑波大学附属小学校
抽選→考査→抽選
お茶の水女子大学附属小学校
抽選→考査→抽選
東京学芸大学附属竹早小学校
抽選→考査→抽選
このように竹早園舎以外ではすべて抽選→考査→抽選の流れになっており、竹早園舎では考査からスタートできるというのが大きな特徴となっています。

まとめ

茗荷谷3校はここまで述べたように非常に人気が高く難関です。
突破のためには数少ないチャンスを最大限利用する必要があります。
そのため、何が何でも茗荷谷3校というご家庭は、以下のことにご留意ください。
受験可能回数は幼稚園受験、小学校受験あわせて6回
竹早園舎は考査の後に抽選なので全員考査受験可能
倍率は小学校受験よりも圧倒的に幼稚園受験が低い
幼稚園受験は子どもよりも親や家庭での教育方針をみる
茗荷谷3校は、校風は様々ですが、安い教育費で先進的な教育を受けることができるという点は共通したメリットとなります。
非常に難関ではありますが、ご興味のある方はぜひチャレンジしてみることをお勧めいたします。
このブログでも今後も情報を発信していきたいと思います。

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