2020年4月より全国の小学校で英語教育がスタートしましたね。
英語教育が導入されたのは3年生から6年生で、3、4年生は「外国語活動」というカリキュラムになり、5、6年生は「外国語」という教科で導入されました。
幼児期からの早期幼児教育には賛否両論ありますが、我が家は賛成の立場です。
私も妻も早期英語教育など受けたこともなく、中学から大学まで学校で英語を学習したのみです。その結果、全く会話ができず海外旅行に行く度に後悔したものです。
したがって子供達には受験英語ではなく、普通に英語が話せるようになって欲しいと願っております。
早期英語教育には賛否がいろいろありますので、本日は早期英語教育のメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。あわせて娘の英語学習の進捗も記載いたします。
子供の習い事ランキング
こちらは2019年10月にミキハウス子育て総研が調査した人気の習い事ランキングです。
■第1位・・・スイミング
■第2位・・・英語・英会話
■第3位・・・ピアノ
■第4位・・・体育・体操
■第5位・・・くもん
子供の習い事ランキング第2位が英語・英会話です。
小学校の英語必修化や子供に英語で苦労して欲しくないという親の願いからだと思いますが、以前と比べて英語の早期学習は当たり前になっているようです。
早期英語教育のメリット
早期英語教育のメリットは次の4点です。
- 発音が良くなる
- 英語を日本語と同じように吸収できる
- 外国人への抵抗がなくなる
順に解説いたします。
発音がよくなる
一般的に外国語をスムーズに習得する事ができる時期(いわゆる臨界期)は生まれてから9歳~10歳くらいまでと言われています。
英語にはLとRやTHなど日本語とは違う発音の音が存在します。臨界期を過ぎてから英語を学習するとこれらの音を、日本語の音声システムとして捉えてしまうので、音を聞き取ることができずきれいな発音ができなくなってしまうのです。
子供は聞いた音をそのまま発音していくため、幼少期からの英語学習が大切だとされています。
英語を日本語と同じように吸収できる
外国語を習得するためには、赤ちゃんが言葉のシャワーを浴びて言語を習得するのと同様に、膨大な時間のインプツトが必要なのは疑いがないところです。
DWEなどでは2000時間のインプットが必要になるとも言っていますが、調べたところによるとこれには学術的根拠はないようです。(見つけた方がいたら教えてください!)
それでも時間はともかくとしてできる限り言葉のシャワーを浴びるインプット時間は長いにこしたことはありません。
この言葉のシャワーにより、英語を英語のまま理解できる回路の土台が形成されるのです。
外国人への抵抗がなくなる
私の幼少期(もう40年くらい前ですが・・)には田舎だった事もあり町中で外国人を見かける事はほとんどありませんでした。
中学生くらいになった時に、1度アメリカ人の先生が英語の授業に来たことがあるのですが、ひどく感動したのですが、緊張してほとんど話しかけることが出来なかったのを覚えております。
今は時代が変わりましたね。都内に住んでいるという事もありますが、街には外国人があふれ、公園にも外国人のお子さんもいるので、娘はなんの抵抗もなく普通に遊んでいます。親の私のほうがいまだに緊張しています。
このように早期から外国人の方と接することにより異文化コミュニケーションを早期より取り入れる事ができます。
早期英語教育のデメリット
このように早期英語教育には多くのメリットがあるのですが、これに対して反論を唱える説もあります。
早期英語教育のデメリットとしての意見は主に次の2つです。
- 日本語が疎かになる
- 幼児期は英語よりも思考力
以下解説いたします。
日本後が疎かになる
これは母国語を習得しないうちに外国語を習った場合、どちらの言語も標準的な年齢相応のレベルに達しないというものです。
いわゆるセミリンガルという状態になってしまうという事ですね。
しかし日本で生活する以上、どんなに英語を学習したとしても普段、家族や幼稚園、保育園の先生やお友達と話をするのは日本語ですし、圧倒的に日本語と触れる機会が多いのですから、その心配は杞憂かなと私は思います。
幼児期は英語よりも思考力
これは以前テレビで林修先生が言っていましたね。
「子供に英語教育をさせている東大出身の親を見たことがない」「英語ができない親ほど早期英語教育を支持している」「幼児期は英語力よりも思考力を伸ばすべき」
しかし私の東大卒のバイリンガルの友人は子供に早期英語教育をさせていますし、そもそも東大に行かせるために英語を勉強させようとはしてないので、この主張はどうかなと思います。
さらに英語を学ぶ事と思考力は全く関係ないと思われます。
まあ、私は英語を話すことができないので、早期幼児教育を支持しているという点はあたっているかもしれませんが・・・。
娘の英語教育のこれまでとこれから
ここまで述べたように早期英語教育には賛否両論ありますが、我が家は賛成の立場です。
そのため現在3歳になった娘には、少しづつ英語に触れる機会を作っています。受験のための英語ではなく、将来英語に抵抗なく会話ができるようになってほしいという願いからです。
これまでにやった事
1歳になった時から始めたのが子供チャレンジEnglishです。
これは娘が大好きなしまじろうと一緒に英語を学習することができ、育児の最中にDVDをかけておもちゃで一緒に遊ぶというように楽しく英語に親しむことができました。
そして2歳半になったころからディズニーワールドシステムを購入しました。これは前述したように大量のインプットすなわち英語のシャワーを浴びるためのものです。
やはり子供はディズニー好きという事もあり食いつきが非常に良いです。DVDを流すようにねだってきて聞きながら一緒に踊ったりして楽しく英語に親しんでいます。
できるようになった事
・A~Zまで言える(歌で覚えた)
・What’s your name? My name is 〇〇
・Hello!How are you ?
・Clap your hands
・Turn yourself around!
・Touch your head and touch your toes!
このようにDVDで流れている歌を聴くことによって自然にこれらの言葉の意味がわかり話せるようになっています。
発音はやはりネイティブですね。聞いたものをそのまま真似しています。
英単語は身の回りの物、体、色などは覚えているようです。
これから
引き続きこどもチャレンジEnglishとディズニーワールドシステム(DWE)を使ってインプットを続けていきます。
それとともにもう少し先になると思いますがアウトプットをする機会も設けていきたいと思っております。
アウトプットは現在のところKids Duoやオンライン英会話を考えていますが検討中です。
とにかく今のところ英語学習は楽しく遊びのように取り組んでくれていますのでこのまま飽きずに続けて欲しいと願っています。
ちなみに日本語の会話も同時期に生まれた子よりも本当に良く話しますので全く弊害はみられていません。
1歳の息子も娘と一緒にDVDを見ていますので、こちらもどうなるか楽しみです。
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