幼稚園受験はいつから準備?合格に必要なスケジュールや能力を確認!

幼稚園受験
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11月に入り幼稚園受験が大詰めを迎えていますね。

お受験に挑戦するお子様をおかかえのご家庭は大変な毎日を過ごされていると思います。良い結果になることをお祈りいたします。

本日は幼稚園受験の準備をいつからすべきか、また合格するために必要なスケジュールや身につけるべき能力について解説いたします。

まず結論から述べますと、

幼稚園受験の準備は早ければ早いほど良い、最低でも受験の1年前から情報収集は開始する

という事になります。

それでは順に解説していきます。

幼稚園受験のスケジュール

まずは幼稚園受験をする際に必須となる行動を確認します。

入園説明会参加

入園説明会は早い幼稚園の場合は5月頃からスタートします。複数回実施される幼稚園もありますが、ほとんどの幼稚園は9月には終了しますので、希望の幼稚園の説明会のスケジュールは事前に確認し、必ず参加するようにしましょう。

※説明会は園長先生が幼稚園の方針や教育目標などを説明してくださり、今後のスケジュールなども確認できる重要な場となります。

願書配布

当然の事ながら願書を入手しない限り受験することはできません。

早いところでは、5月くらいから配布する幼稚園もありますが、数日間しか配布しない幼稚園もあるのでここでも事前にスケジュールを入手し、受験しようと思ったけど、願書がないなんてことがないようにしましょう!

願書提出

願書提出が事実上の受験決定となると思います。

願書提出は9月頃より開始され、提出期間が1日のみしかない幼稚園、窓口に持参しなければいけない幼稚園、決められた期間内に郵送しなければいけない場合など幼稚園によって対応が全く違うので注意が必要です。

入園試験

入園試験は10月よりスタートし、多くの幼稚園は12月までに終了します。

1日で終了する幼稚園もあれば、数日間に渡って試験を行う幼稚園もありますのでここでも事前の情報収集が必須となります。

まとめ

合格のためには以上のスケジュールから逆算して考える必要があります。

したがって、説明会がスタートする5月までにはある程度の希望の幼稚園が決まっていて、情報収集が完了している状態が望ましいです。

では次に試験までに身に着けなければいけない能力などをみていきます。

幼稚園受験合格のために必要な能力

幼稚園は、お子様に受験のテクニックや能力だけを求めているわけではありません。

試験では、あくまでも月齢に応じた成長とご家庭での生活、両親の考え方と幼稚園の教育方針が合致しているかどうか、これらの事を総合判断されます。

月齢に応じた成長

難しい事ではなく、「元気よくあいさつができる」「名前を呼ばれた時に大きな声で返事ができる」「お友達と仲良く遊ぶことができる」「お友達が困っている時に助けることができる」などです。

あくまでも月齢に応じているかどうかなので、当然早生まれの3月生まれの子と、4月生まれの子に違いがあって当然で、同じ内容が求められるわけではありません。

家庭での生活

幼稚園の試験は主に、個別テスト、集団テスト、面接といった形で行われますが、様々な場面で家庭での生活環境を質問される事があります。

特に朝食に関しての質問、「今朝は何を食べましたか」「お母様の料理で何が好きですか」などはどの幼稚園でも頻繁に質問されます。

普段から、早寝早起きの習慣を身に着け、規則正しい生活をしている事が重要となります。

家庭環境

願書や面接では、両親がしっかりとした教育方針をもっているか、それが幼稚園の方針とあっているか、両親が常識的な考え方を持っているかなどが判断されます。

また、母親とお子さんの関わり方、父親とお子さんの関わり方など様々な面から問われてきます。

常日頃から、毎日家族みんなで食事をしたり、お散歩に出かけたり、一緒にお風呂に入ったり、お買い物に行ったりしながら、お子さんとの会話の時間を増やし、社会性を身につけるようにしてください。

まとめ

試験に必要な能力を養うには、何かを特別に始めるというのではなく、あくまで意識を変えるというスタンスで良いと思います。

遊んだ後の片付けをする、脱いだ靴を揃える、ハンカチをたたむ、家庭で簡単なお手伝いをするなど、ちょっとした事を自然にできるようにサポートする事が重要です。

遅くとも試験の1年前までには、生活環境を整え、基本的な生活習慣を身につくようなサポートができている状態が望ましいです。

幼稚園受験にお受験のための幼児教室は必要か

幼稚園受験を決意された場合、次に気になるのは幼児教室に通うべきか、いつから通えば良いのかという事だと思います。

ここでは幼児教室の必要性といつから通うのがベストかについて解説いたします。

幼児教室の必要性

幼児教室に全く通わずに合格したという方も中にはいますが本当に少数です。ほとんどの方は幼児教室に通っています。

何故なら、大学附属の名門幼稚園は特殊な情報が必要となるため、自力でそれらを入手するのは困難なためです。当然、幼稚園によって求めるお子さんのタイプや試験内容も違ってきます。

大手の幼児教室はそれらの情報が備わっているため、幼稚園ごとに適切な指導が可能となっているのです。

幼児教室に通う時期

それでは幼児教室にはいつくらいから通うべきなのでしょうか。これは先に述べた家庭での生活習慣や環境によって違ってきますが、何も準備できていない(挨拶や名前が言えない、親ばなれが出来ていないお子さん)の場合は、受験の1年前、11月~1月くらいにスタートするのが良いと思います。

これに対して、名前や年齢が言えたり、挨拶がしっかりでき、親離れもできている子の場合は4月くらいから通えば十分だと考えられます。

理想的なスケジュール

最後に余裕をもった理想的なスケジュールを記載しておきますね。

11月・・・幼稚園受験を決定、生活習慣やマナーの改善を意識。

12月~3月・・・幼稚園研究、志望校選び

4月~・・・幼児教室で受験対策

5月~・・・幼稚園説明会参加

6月~9月・・願書入手、受験校最終決定

10月~・・・願書提出、試験

このような流れになると思います。幼児教室は不安ならば早めに通いはじめてもいいですね。

いずれにせよ、幼稚園受験は親が主導して進めますが、実際に受験するのはお子さんです。受験をするからといって、過度に干渉したり子どもにストレスを与えるのでは本末転倒です。

試験においても親との関係性は一番良く見られるポイントです。合否に関わらず、幼稚園受験がお子様との関係性を深めるきっかけとなればいいですね。

 

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